就業規則作成・変更

 まずは簡単な就業規則を作成しましょう。従業員を採用するときは、書面で明示しなければならない項目があります。そんなところから会社の決まり事を紙にしてみてはいかがですか？

その程度であれば社会保険労務士が介入する必要もありません。毎日何時までに出社すること、タイムカードを打刻すること・・・こんなことから始まり、仕事が終わるまでの日常だけでもかなりのボリュームになるのではないでしょうか？

　日常生活ではいろいろなことがあります。そして従業員が増えてくれば、いろいろな方が会社とご縁を持ちます。そんな中に「あれ？」って思うようなことが出てきたら？さらに就業規則を身近に考えてください。

例えば、遅刻ばかりする従業員さんがいるとしたら？仕事の時間になっても仕事場につかない従業員さんがいたら？こんなそんなに注意する条文を決めていってはいかがですか？そしてこのタイミングあたりからは労働法の専門家である社会保険労務士さんの知恵を借り、会社を守っていくこと、良い会社にしていく仕組みを作っていくことが必要になってくるのではないでしょうか？

　会社の日常の中での数々の問題点、そんな中から人に関する問題は、就業規則の作成で結構解決することもあります。

　そのためには今までの蓄積をもとに法律にのっとった就業規則を作成していきましょう。

　経営者さんは、会社は私の物だからどんなことでも決めてしまえば大丈夫！なんて考えていらっしゃる方も少なくありません。労働基準法に違反するルールは労働基準法の規定に合わせなくてはいけません。そんな法律の下で会社をきちんと運用するための武器が就業規則です。

　最近は社内の状況を自分のスマホで撮影し、SNSにアップするなんてのは簡単にできてしまいます。そんな社内の状況に会社に専門技術が映っていたらどうしましょう？従業員による情報漏洩になっちゃいませんか？なんて事例はいくつもあります。

　こんなことやあんなこと、就業規則で規定して会社を守っていくとともに、公正な福利厚生の運用によるモチベーションアップなんかも規定しましょう。

　従業員がやる気になる就業規則、やる気にさせる就業規則、こういう就業規則作成のお手伝いをさせていただきます。